捨猫保護

ちょっと真面目なお話しを。

昨日、毎朝メールチェックするのですが、その中に一昨日の深夜に送られていた1通のメールがありました。

当店のオープニングスタッフとして入店した猫ちゃんの保護主様からのもので、友人の知人が捨て猫を保護したが、足の悪い猫を飼っていたり、どこにも預ける先がないので、一時預かりしていただくことは出来ないか?

との内容でした。

当店に遊びに来られた方はお分かりと思いますが、当店も現在子猫がいっぱいいっぱいで、余裕がない状況です。でも、行き場がないと言われる以上無理してでも預かるしかないですよね!

(もちろん、当店は多頭飼育なので、ウィルスが陰性であることやノミダニ駆除等の条件はありますよ!)

早速、昨晩お迎えしたのが、この2ニャン。生後4週齢の黒猫・キジ姉妹です。

本日お世話になっているエイベットさん(天美動物診療所)へ診察へ行ってまいりました。無事、猫エイズ・猫白血病ともに陰性!ノミ・ダニもついておらず、お腹の虫もなく綺麗!

院長:これって保護猫? 私:いや、おそらく捨て猫! 院長:ですよね~きれいだも~ん ってことで、ほぼほぼ、この姉妹は捨て猫であることが確定しました。

さて、ここから私の思いです。

生後4週齢の子がここまではスクスク育っているということは、母猫を家に飼っているご家庭が、この子達を捨てたということが想定されます。猫嫌いではなく、猫好きな方のはずです。

いかなる事情があるのか知りませんが(事情なんか正直どうでもいいですが)、捨てる行為は、この子達に“死ね”という行為です。少し調べれば、保護団体さんや当店のような保護猫カフェなど、命をつなげるための努力ができるはずです。

そんなこともせず、安易に 捨てる

この人は、心を持っているのでしょうか? まさに心ない行為をされているので、心はないのでしょう。

保護猫に携わっていると、捨て猫、動物虐待(最近では奈良)、多頭飼育崩壊(最近では尼崎)などなど、つらい話しを目にします。

猫は法律上“もの”とか、愛護動物の遺棄は法律違反だから捨てちゃダメ!とか、法律上のお話しはあります。

そんなことよりも、この小さな命を捨てたり、虐待したりできる“ニンゲン”っておかしくないですか?

私は微力ながら、助ける側の“ニンゲン”でいたいです。

とにかく、この子達が揃って一緒に幸せな“ずっとのおうち”が見つかるように、頑張りますね!

 

 

 

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